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破天蒼月

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□ 破天蒼月(小説) □

絶望の中の光明10

天空を舞うクリムゾンバルログの群れは私を圧倒させる。
扇子を握りしめる手は緊迫し、白くなり僅かに汗ばみんでいる。
クリムゾンバルログは上空を旋回しつつ地へと降り注いだ。
「来ます!」
紅い女魔術師が叫んだ直後足元に振動が走った。
目の前を覆い隠すような巨体がいくつも並んだ。一斉にかかってくる気だろうか。
耳を劈くような激しい咆哮に私と香奈美の体は僅かに怯んだ。これほど巨大で強力な相手とは戦ったことはない。未知数の恐怖に私は耐えようと歯を食いしばった。
「戦う者へ祝福を・・・ブレス」
香奈美の放ったブレスが優しく私達を包んだ。緊張が少し和らぐ。
「ありがとう、香奈美ちゃん。いくよ、コールドビームっ!」
修行の成果で強くなったはずだった。しかしクリムゾンバルログは氷結することなく突進してきた。
やられると思った。私はとっさに破天蒼月を使おうと詠唱を唱えようとした。しかしその直後私の体は右へと飛んだ。紅い女魔術師が私を庇い全身で私の体を右へと飛ばしたのだ。
突進は紅い女魔術師へ直撃した。その衝撃で紅い女魔術師は地に伏した。
私はすぐにもう一度コールドビームを唱えてクリムゾンバルログを一旦怯ませたあと倒れた紅い女魔術師の体をクリムゾンバルログから引き離した。
「癒しの輝きをここへ・・・ヒールッ!」
香奈美は膝をついて傷ついた紅い女魔術師のためにヒールを唱える。優しい緑の光が包み込んだ。
「大丈夫、ありがとう」
「すまない、やはり足手まといのようだ」
紅い女魔術師は首を横に振る。そして何事もなかったかのようにエビルウィングを手に立ち上がった。
「そんなことはないです。とても助かります。この数、さすがに一人じゃきついですからね」
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Date:2006/03/03
Trackback:0
Comment:3

Comment

* (ノ´▽`)ノオオオオッ♪

ブレスの唱え方がまるでバス○ードにでてたような( ̄∀ ̄*)イヒッ
流石の紅い人もノーダメージってわけにはいかないのね~
2006/03/03 【rokia】 URL #/5LHBRow [編集]

* あわわ@@;

すごい更新されている><;

戦闘シーンはやっぱり楽しいですね☆
シュウレイさんと紅い人の戦い。これからも楽しみです♪

シュウレイさんから回ってきたバトン、休日に書いておきますね♪
2006/03/04 【リルカ】 URL #zQwTZWAg [編集]

* コメントありり☆

>ロキア
バ○タード@@;
す、好きな漫画だけどぱくったわけじゃないぞヾ(;´▽`A``
呪文の前の言葉は術者がイメージを固めるための言葉という設定だったりなかったり。。。
オリジナル設定の紋章のは違うけどね(ボソ

>リルカさん
戦闘シーンは書いている本人がハラハラだったり^^;
けっこう書くの難しいけど楽しんで読んでくれる人がいるからがんばりますよ^^
バトンは暇なときにゆっくりでいいですからね☆
2006/03/05 【シュウレイ】 URL #jJa68FlY [編集]

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